夏の寝具、まずは敷きパッドを交換するといい

暑い、そして寝苦しい。ということで暑さ対策として、素材にペアクールが使ってある敷きパッドを買って試してみた。"夏の夜もひんやり快適～"というようなキャッチコピーがついてる敷マットだ。使ってみたら、明らかに寝付きがよくなったので、誰構わずオススメすることにする。

ただし、"ひんやり"は言い過ぎである。"ひんやり"と聞くと、どうしても氷のような冷たさを連想しがちだけど、冷たさは感じないので過度の期待はしなほうがいい。というよりも、冷たさを感じるような寝具で一晩も眠れば、寝ている間に体温を奪われて、朝には返事ができないただの屍になってしまうので気をつけよう。

ではなぜ、夏用の敷きパッドがいいかというと、明らかに蒸れにくいから。深い眠りにつくとき、人間の体は１°Cほど体温が下がる。体温を下げるために、体は汗を多目にだす。ところが、ここでふとんが蒸れて暑くなっていると、上手く体温が下がらない。寝返りも多くなる。結果、深い眠りに入ることができず、疲れが残ってしまうことになる。だから、夏は蒸れて熱がこもらない寝具を選ばないといけない。ペアクールは吸収した水分を短時間で放出してくれるので、夏の寝具に最適ってわけ。

小型のファンがついているエアコンマットも同じ原理だ。少し怪しく見えるかもしれないけれど、熱を効率よく外に逃がすので、実は合理的な商品。重要なのは、汗を吸いとってくれて、すばやく放熱してくれるかどうかです。

もし、畳やフローリングの上に布団を敷いているなら、起きた時に布団の裏側が湿ってないかチェックしときましょう。湿っているようなら、床と布団の間にスノコを敷けばＯＫ。それだけでも、熱がこもりにくくなる。

ただ、すぐに乾く敷マットにしても、ファン付きマットレスにしても、室温と湿度を下げてくれるわけではないので、夜になっても３０°Ｃを超えるような超熱帯夜には効果ありません。そういう夜は素直にクーラーつけたほうがいいです。熱中症こわいしね。

まとめ
起きたときに汗だくになっているようなら、夏用の敷きパッドで軽減できる。なぜなら、効果的に熱を逃がしてくれるからだ！（ばばーん

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