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節電は、検電器で消費電力を測って記録すると無駄がない

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どうやら節電をしたほうがよさそうだ。と、考えてはみるものの、なかなか実行するのは難しかったりする。夏になれば毎年のように、"冷蔵庫に内カーテンをつければ節電になります!"とやっているし、使わない電気機器はコンセントを外せばいいのも理解できる。ところが、いざやり始めても長続きしない。なぜだろう?

そこで、消費電力を測って記録してみることにした。きっと、本当に節電できているのか実感がないから続かないのだと考えたからだ。以下、実際にやったこと。

1.家電ごとに消費電力を測る
2.それを記録する
3.消費電力の大きところから節電対策を考える

なにはともあれ、記録すること。記録をすることで、自然と節電を意識するようになる。節電を意識するようになると、節電するために体が勝手に動き出す。たとえば、使わない家電のコンセントを見ると、考えるまえにコンセントを抜くようになる。この効果は思ったよりも大きくて、ダイエットや禁煙なんかで記録することを勧められるのと同じ理由だ。だから、まずは記録して、どれぐらいの電気を使っているか意識する習慣をつくってしまおう。

ここで役に立つのが検電器だ。と言っても、業務用の精度が高いものではなく、家庭で簡単に使えるタップ型の検電器を利用する。これなら、特別な知識も必要なく、消費電力と電気代を知ることができて記録として残しやすい。

実際に検電器を使って測ってみると、テレビや古い家電の消費電力が思っていたよりも大きいことに気づく。この数値は、電化製品のカタログの理論値よりも説得力があるので、家族で共有もしやすい。カタログを見ながら、この家電は電気代が~と話すよりも、検電器の数値を見せたほうが伝わりやすい。節電に家族の協力が必要な時に、力を発揮する
すごいヤツなのだ。

後は、消費電力の大きいものから、どうすれば節電につながるか考えていけばいい。待機電源の状態でも消費電力が大きければコンセントを抜くようにすればいいし、古い家電が電気を食ってるなら買い替えを検討すればいい。

ただし、家中の消費電力を測った結果、お父さんの趣味のオーディオ機器あたりが電気をバカ食いしていたりすると、家族全員を敵にまわす可能性がある。論理的かつ整然と追い詰められることになるので、心当たりのある方はしっかりと退路を確保してから購入してほしい。

ということで、節電は検電器で消費電力を測って記録すると無駄がありません。

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